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国学院久我山の尾崎直輝監督の経歴や家族構成は?平成生まれの若き敏腕監督の指導方法についても!

2019年夏の甲子園。8月8日に行われた第1戦で、国学院久我山が前橋育英を7-5で破り勝利!2回戦に進みました!

そこで注目されたのが、国学院久我山野球部の尾崎直輝監督です。

試合中継を見ていた人たちからは「選手じゃないの?」「若いのに素晴らしい」などの声があがっています。

国学院久我山高校は、「野球が強い」と言われながらも、甲子園での勝利は今回が初めてだそうです。

高校野球の歴史に名を刻んだ尾崎直輝監督について、

  • 野球の経歴や学歴、家族
  • 素晴らしい指導内容や勝利の秘訣
  • 話題の応援歌「一本」とは
  • 國學院久我山へのエール

などをまとめてみました。

國學院久我山高校の尾崎直輝監督のプロフィール・経歴

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本 名:尾崎 直輝(おざきなおき)
誕生日:1990年(29歳)
出身高校:國學院久我山高校
出身大学:國學院大學
監督就任:2013年から(23歳)

家 族:妻、子ども3人

尾崎直輝監督は、国学院久我山高校の出身です。
国学院久我山の正式名称は『國學院大学久我山中学高等学校』で、いわゆる中高一貫校です。
多くの生徒が中学受験をし、エスカレーター式で高校まで持ち上がりますが、野球部のメンバーを見てみると高校から久我山に入学した人も多いようです。

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現チームの内訳で言うと中学から国学院久我山なのは、18人中5人(うち控えが4人)でした。
なので、尾崎直輝監督も高校から国学院久我山に入学した可能性もありますね。
尾崎直輝監督は、高校時代野球部に所属していましたが、肩と腰の怪我により2年途中から「主務兼学生コーチのような形」で裏方としてチームを支えていたそうです。
國學院大学久我山中学高等学校』は中高一貫校ですが、中等部には野球部がありません!(もったいない!)高校から野球部ができるので、野球部には高校から入学してくる人が多いそうです。(中学から国学院久我山の人で野球部に入る人の多くは、中学校で陸上部に所属し体力をつけているそうです。)

大学時代から久我山のコーチを務める

尾崎直輝監督はまだ29歳

「29歳の若い監督が甲子園に出場するような強豪チームを育てられるの?」と思ってしまう方もいるでしょう。

しかし、尾崎直輝監督はただの若い監督ではないのです。

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尾崎直輝監督は、高校卒業後そのまま国学院大学(保健体育科)に進みますが、大学の野球部に入るのではなく、高校の野球部のコーチに就任し続けたのです。

プレー人生を諦め、裏方としての人生を歩むことを決めた瞬間です。

大学生ながらにして、自分の将来のために使う時間を、甲子園を夢見るこどもたちにさいていたのです。野球にかける情熱がすごいと思いました。

そして、23歳(2018年8月)のときに国学院久我山高校の野球部監督に就任します。

29歳で甲子園出場チームを創り上げる

23歳で監督に就任してからはとにかく甲子園を目指して指導を続けました。

国学院久我山高校は”文武両道”がモットーの学校で、他の甲子園出場校と比べると練習時間が極端に少ないそうです。

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しかし、「いかに短い練習時間で強いチームをつくるか」を常に考え、それを言い訳にしない強いチームにしたかったそうです。

平成生まれの監督として甲子園初勝利

そして尾崎直輝監督が29歳となった2019年夏の大会で、28年ぶり3度目の甲子園出場を果たします。本当に素晴らしいですね。

大学1年生からコーチをしていたとすると、コーチ指導歴が4年半監督歴6年での甲子園出場です。

決してベテランの監督ではありませんが、この若いうちから指導側にまわって真剣に教えていたことが甲子園出場に繋がったのだと思います。

尾崎監督は1990年=平成2年生まれですが、平成生まれの監督が甲子園で勝利をあげるのはこれが初めてだそうです。

本当におめでとうございます!

尾崎直輝監督が若すぎて『まるで選手』

これは尾崎直輝監督を馬鹿にしているわけではないので、それだけわかっていてほしいのですが、29歳というだけあって、本当に若いのです。

チームを見ていて、「監督はどこ?」と思ってしまうのです。

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こちらの画像、選手を写した写真にみえますが、向かって左の男性が尾崎直輝監督です。

選手たちとも馴染んでいて、まったく違和感がありません。

かつてこんなに若々しい監督いたでしょうか?

「主将が話してるの?」と思ってしまっても仕方がないほど、現役感があります。

高校野球ファンの方からも「何番?」と声をかけられたというエピソードも。

選手たちと年齢がちがい分、エネルギーもありますし、より同じ目線・気持ちで話ができるというメリットもあると思います。

この若さ、フレッシュさを生かして、国学院久我山を甲子園優勝に導いてほしいなと思います!

尾崎直輝監督は、奥さんと子供もいる!

尾崎直輝監督を調べていく中でびっくりすることがもうひとつあります。

それは、結婚されていて、お子さんも3人いるということです。

インタビューで仕事や家庭について、こんな風におっしゃっています。

子どもたちが学業と野球のバランスを取ることは、大人が仕事と家庭のバランスを取るようなものではないかと思う。

学業が仕事で、家庭の部分が部活動になるのでしょう。

僕も妻と3人の子どもがいますが、仕事も家庭もうまくいかないと生きてはいけませんし、家庭がうまくいかないと仕事がダメになったり、仕事がダメでも家庭に助けられることもある。もちろん、子どもたちに大人になれと求めるわけではないが、2つのバランスをうまく取れるようになれば、大人になったときにプラスになるのではないかと思っています。

家庭も大事にして、仕事と家庭のバランスをとる。

それを自ら実践しその背中をみせることで、野球部の選手たちにも「学業と部活の両立」をわからせる。

かっこいい監督だな~と思いました。自分が生徒なら、監督についていきたい!と思ってしまいますね。

尾崎直輝監督の指導は”頑張ってきたことを認める”

2019年夏の甲子園出場を決めてから、尾崎直輝監督がいくつかのインタビューに答え、練習方法などについて語られています。
その中で気になったものをいくつかご紹介します。

”監督”ではなく”チームメイト”

先ほど、「まるで選手のよう」という話をしましたが、本当にそうでした。

尾崎直輝監督のすごいところは、自ら率先して、グラウンド整備をしたり、バッティング投手を務めたりするところです。

グラウンドでは、監督と選手というよりも、チームメートなんです。

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監督自身「監督の顔色を伺ってプレーをしてほしくない」「監督と思われなくていい、彼らとともに闘うチームメイトでいよう」と心に決めているそうです。
ただ年齢が近いだけでなく、自ら選手のところに入っていく。指導するのではなく、一緒にやる
若くてエネルギーがあるという強みを生かした指導方法ですし、なかなかできることじゃないよな~と思いました。
 

両立は辛いけどすべては夢のため

国学院久我山は偏差値71の進学校で、毎年東京大学や京都大学に進学する生徒を輩出する学校です。

先ほどお伝えしたように、練習時間も1日2~3時間

それでも、強くなるためにこどもたちに伝えていることがあるそうです。

将来の夢をかなえるために勉強をして、野球は甲子園に行くためにやる。

野球で大学に行くにも最近は学業成績も求められます。目標をかなえるために、勉強も野球もやる。そういう方向に(意識を)持っていけるようにと。

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監督自身、制約がある環境について学校側に言ってしまう(内容は不明)ことがあるそうですが、『卑屈にならず、自分が変わるしかない』とおっしゃっていました。

子どもたちが前向きに野球に真摯に向き合えるよう、メンタルのコントロールもしっかりされているのですね。

 

無駄を省いた短い練習に命をかける

これはさまざまなインタビューでも評価されている指導方法です。

国学院久我山高校の野球部は、あまり環境が良いとは言えず、グラウンドはサッカー部と兼用。内野部分と外野のライト部分しか使えない日も多いのです。

ですがその長方形のスペースを、打撃練習、バント練習、盗塁練習、外野守備と4分割にするなどして練習を工夫し徹底して行っているそうです。

全員で同じ練習をすることで無駄になる待ち時間を減らし、各自が今必要と思える練習をできるようにした

同じ内容を繰り返し繰り返しさせる。それを基礎強化にもつなげているのですね。

また、選手たちに『何のための練習か? どんな選手になりたいのか?』を意識させることで

その意図を持つだけで、練習の短さはハンデではなくなる
と語っていました。
練習時間の短さを、練習の質に変える
それが尾崎直輝監督の秘策とも言えるのではないでしょうか。
 

普段からゴミ拾いを徹底させる

これもびっくりのエピソードです。

高校野球のチームは、礼儀はもちろん、生活態度や行動のひとつひとつを指導されているところが多いですよね。

ですが、ゴミ拾いを日常的に行っているというのはあまり聞いたことがありません。素晴らしいなと思います。

選手たちは、

ゴミ拾いをしないとミスしそう

と思ってしまうほど、ゴミ拾いが身についているそうです。

徹底した指導が勝利につながったのですね。

国学院久我山の応援歌『一本』が話題

国学院久我山出身の方や、応援歌をテレビ中継で聞いた視聴者から「かっこいい応援歌」との声があがっています。

その応援歌がこちら⬇

チャンステーマ」「魔曲」などと言われているようです。

ぜひ次の試合でも聴きたいですね!応援したい方はいまから覚えて2回戦に備えましょう!

⬇国学院久我山高校野球部の応援歌については、こちらの記事で詳しく書いてあります。

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国学院久我山へのエール

国学院久我山が甲子園で初勝利をあげたことで、応援する声も一段と大きくなっています。

みなさんの声をまとめてみました。

国学院久我山のOBでロッテの井口監督からも早速コメントが届いているようですね。

66人全員分のTシャツをプレゼントしたくらい応援しているそうなので、ぜひ関西遠征まで勝ち上がってほしいです!

国学院久我山高校野球部の概要・OB

最後に、国学院久我山高校の基本情報をまとめておきます。

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◆国学院久我山 1944年(昭19)創立の私立校。生徒数1387人(女子451人)。野球部も同年創部。部員数66人。甲子園は春3度、夏は3度目。主なOBにロッテ井口資仁監督、元日本ハム矢野謙次氏ら。所在地は杉並区久我山1の9の1。国清英明校長。

◆去年の夏の大会では、4回戦に進出。また新チームになって、公式戦8勝2敗と勝率は8割!の勢いのあるチーム。好成績の原動力は「チーム一丸となって総合力で勝つ」意識の高さ。大会まではあと少し、甲子園を目指してさらに意識を高め練習に取り組む。

まとめ

今回は、甲子園初勝利をきめた国学院久我山高校野球部の尾崎直輝監督について、

  • 野球の経歴や学歴、家族
  • 素晴らしい指導内容や勝利の秘訣
  • 監督しての評価
  • 國學院久我山へのエール

などをまとめてみました。

第2回戦はの対戦相手は、強豪校・福井県代表の敦賀気比高校に決まりました。8月13日がその決戦の日になります。

ぜひチャンステーマの『一本』を覚えてみなさんで応援しましょう!勝利を掴んでくれることを期待しています!

⬇こちらもぜひご覧ください

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