2019年5月8日(水)午前10時16分、また悲惨な交通事故が起きました。
亡くなられた2名とそのご家族のご冥福をお祈りするとともに、重傷の4名、その他事故に巻き込まれたすべての方の早期回復を願うばかりです。
詳細について、速報をお伝えします。
事故状況
これが現場交差点の写真です。※軽自動車と乗用車の説明は間違いです。以下、確認してください。
T字交差点で、軽自動車(上記写真:白)と乗用車(上記写真:黒)が衝突し、園児たちの列に軽自動車が突っ込みました。
上記の写真で、下から上に移動しようとしていた軽自動車が、右折しようとしていた反対側からきた乗用車にぶつかって、その反動で園児たちの列に突っ込んだとみられています。
目撃者によると、フェンスと車の間に園児が挟まっていたとのこと。
園児たちは、信号待ちをしていたそうです。園児たちが渡ろうとしていた横断歩道方向を向いていたと仮定すると、園児たちは右側から急に車が突っ込んできたことになります。どれだけ怖かったことでしょうか。
死亡したのは2名
死亡したのが、2歳の男児、女児だそうです。
意識不明が、3歳男児と2歳女児の園児。
怪我をしたのが11名の園児(3名の保育士含む)
容疑者2名
事故を起こしたのは、軽乗用車の女性(62)と乗用車の女性(52)です。
いずれも近所に住む住民だとのこと「事故を起こしたことに間違いない」
と話しており、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕されています。
交通事故現場
滋賀県大津市大萱六丁目さざなみ街道の交差点です。
普段から、右折レーンが混み、強引に曲がろうとする右折車が多いとのことです。
交差点には、右折の矢印が出る信号が設置されています。
原因
乗用車が強引だった
先ほどの「右折レーンが混む道路」であることを考えると、乗用車が強引に右折したという仮説も考えられます。
乗用車が距離とスピードを見誤った
交通ルールでは、直進車(軽自動車)が優先ですが、右折車が直進車との距離を見誤って交差点に進入・右折しようとしたことで起きた事故だとみられています。
「見通しが良い」という気の緩み
見通しの良い道路ですが、だからこその気の緩みもあったと思われます。
追記:保育園の会見
保育園理事長より、
・明日、休園とするが利用希望には応じる。
・散歩は自粛する。・身体および心のケアが大事。
・カウンセラーの手配を進めているところ。
・このあと保護者説明会で上記を説明する。
その他記者からの質問に対する答え
・亡くなった園児は、とても素直で笑顔を絶やさない子供だった。『園長先生~』と駆け寄ってくれた。
・琵琶湖への散歩は、日常的に行っていた。
なんで保育園が会見しないといけないのか
正直、ちょっと違和感でした。保育園側が説明した状況については、知りたい気持ちもあったのでありがたかったですが、でも「先に保護者説明でいいよ?」という気持ちでした。
そして、記者たちからのくだらない質問が多すぎて呆れました。保育園の安全体制、危機管理などを問う質問ばかり。園長先生が大泣きしている会見でそんなこと聞く必要あったのかなと思います。
まとめ
立て続けに死亡事故が起き、尊い命が犠牲になっています。どうしてこうなってしまったのかと、心が痛くて仕方ないです。
事故が起きニュースになるたびに「交通マナー」「運転免許」などが議論されますが、事故が防げずにいます。
事故の原因究明と、ひとりひとりの意識の改善が早急に必要なのではないかと思います。
速報があり次第、情報をお伝えしていきます。