東朔也の動機は一体。彩子・日高の運命は!?
みなさんこんにちは!天国と地獄もついに最終章に入るところまで来ました。第8話が一番緊張感のある回になったのではないでしょうか。
少しずつ回収され始めた伏線。思っていたよりもあっさりと分かってしまった東朔也の正体。
だからこそ残る東朔也の気持ちの部分や東と日高の関係性などなど、第8話は分かったことが多い分、あの部分は?この部分は?と思う節がたくさんありました。
天国と地獄も残すところあと2話。今回は第8話を振り返るとともに、頭の中を整理できるような記事を書いていきたいと思います。
それではスタート!
第8話の考察と感想
東朔也=陸の師匠・湯浅
第7話ですでに上がっていた推察。東朔也=陸の師匠である湯浅なのではないかというのは、第8話のだいぶ序盤で明らかになりました。
入院している師匠のそばについていた陸は師匠の右手にかかっている包帯をずらし、黒子を確認します。陸の中で、Φ=師匠だということがわかる瞬間でした。
→自分が”師匠”と仰いでいた湯浅が連続殺人犯の犯人であるΦなのではないかとほぼ確信した陸。
柄本佑さんの目で魅せる演技がすごく刺さるものがありました。沖田師匠は陸に「お願いがある」と言って2人で病院を後にします。(その後、彩子⦅日高⦆が病院に駆け込んで来ますがすでに2人は病院を後にしています。)
パジャマが乱雑に脱ぎ捨てられていたので、ある程度のスピード感を持って病院を出たのでしょう。
→陸はその後日高⦅彩子⦆に「東朔也かもしれない人と一緒にいる」ということを報告。
「やっぱり壁のスプレーを消すのは俺じゃなきゃダメだったんだ」という言葉からは、陸の推理の結果そう思ったのか、もしくは師匠がある程度のことを陸に伝えたからこその言葉だったのか、その辺りが私自身気になった点でした。
緊急手配された東・日高、それぞれの行方
事件があった家で飼われていた犬の糞から確認された誰のものなのかわからない”乳歯”。誰のものなのか?と不思議に思う箇所ではあると思うのですが、第7話で歯の交換をしていたことを知っている私たちからしたら、大方検討はついたはず。乳歯は日高の幼少期のものであると。
ここまでは私たちでも予測できたことですが…
→乳歯が落ちていたのはたまたま?それとも故意的?
→乳歯を今まで持ち続けていた東朔也の心境
この2つはまだ明らかになっていません。第9話で少しずつ分かってくるのだと思いますが、考えられるのは2つです。
①回想シーンでもあったように、幼少期の東朔也と日高は運命的な出会いをして、仲睦まじい様子が描かれています。「自分の弟がどんな子なのか見たかった。」と言っていた東朔也の人柄からすると、今まで”大切に”、”弟を身近に感じるために”乳歯を持ち続けていた。
②2人が大人になってから歩道橋で会っていたシーンが回想として流れましたが、そこで東朔也は日高に対して「お前が15分俺より先に生まれていたら、俺はお前の運命を生きていたのに」と声を荒げながら叫んでいます。このシーンから読み取れるのは、東朔也は日高を恨んでいる(かもしれない)ということです。その上で乳歯が事件現場に落ちていた=日高を事件に関わる重要人物として浮上させるために、また、殺人の濡れ衣を着せるためにわざと乳歯を現場に落とした。”恨みを晴らすため”に乳歯を持ち続けていた。
という2つです。
しかしながら、今までの事件現場に乳歯が落ちていたら既に日高が回収しているはず・・・。
このことを踏まえると、①である説が濃厚または全く違う真実があるのかもしれません。
緊急手配された東・日高ですが、お互い警察をまきます。(普通そんなことできないと思いますが)
東は陸を連れて福岡へ。その後思い出の(東は、ここから俺はダメになったんだと言っていました)歩道橋へ足を運び、陸に「奄美大島に行かないか」と誘います。陸は全てを包み込むかのような表情でうなずくんですねえ…
一方日高⦅彩子⦆ですが、五木の協力を経て、どこかの市民プールに逃げています。そこで五木に本当のこと(入れ替わっていること)を話し、日高ならどうすると思うかを問います。学生時代からの日高を知る五木は「日高くんは、そんなことをするような人ではないと思う。」「絶対にあなたが助かる方法が1つだけあるじゃないですか」と言います。日高はやはりサイコパスではないですね。ただただ優しくて真面目な青年なんだと思います。
そして、彩子⦅日高⦆から呼び出しを受けた日高⦅彩子⦆は歩道橋に向かったのです。
全てを知る陸、陸の運命は?
この物語の中で唯一、全てのつながりに関わっているのが陸。陸の師匠が東昨夜であるということを知っている人はいないようです。(日高⦅彩子⦆は、陸の知り合いが東朔也ということは知っていますが。)
全てを受け入れ、受け止めて、陸自身はどのような決断を下すのかがとても気になりますし、同時に、陸自身の身の安否も気がかりな点です。
証券会社の警備をしていた東と、過去に証券会社に勤めていた陸。この2人の繋がりは、アルバイト先の先輩後輩というものだけではないようです。
どこかの道で、東が振り返った時に陸を見た目がすごく不気味で怖かったところも、何かの伏線なのかミスリードなのか。早く第9話を見てスッキリしたいところですね。
ただ、どうにか陸には無事でいて欲しい!というのが私のささやかな願いです。
彩子と日高の入れ替わりの行方は!?
河原によって隠し続けていた真実が警察側にも漏れ始めてしまい、彩子⦅日高⦆は危機感を覚えます。何か、何か・・・。と考えていたときにふと外を見るとその日が入れ替わりの条件である月の状態であることを悟ります。そして、これしかない。という決意のもと、日高⦅彩子⦆を歩道橋に呼び出します。
初めて入れ替わった時の条件と全く同じ。
①凶器である丸い石
②手錠
③手を振り解く際に転倒し入れ替わり
という条件を全て満たし、二人とも階段から転がり落ちました。
その直前まで彩子⦅日高⦆がサイコパスに思えるかのようなセリフが続きましたが、日高⦅彩子⦆は既に、日高はサイコパスではないことを確信しています。
見ている私たちも、なんだか胸が締め付けられるようなシーンでした。日高は本当に優しい人なのだというのもよくわかるシーンでした。
二人の入れ替わりの結果は第9話で明らかになりますが、2人が初めて入れ替わった時、彩子がしていた顔を確認するための手の動きが彩子の見た目で行われていたので、入れ替わりが成功したのではないかと思います。
全てがフラットな状態に戻り、しかしながら彩子は日高に対して情が加わっています。第1話のような”手柄を上げるための彩子”ではない。ということは明らかなのではないでしょうか。
気になる第9話は15分拡大!
やはりこのドラマ、大人気なようですねえ。来週は15分拡大です。
彩子、日高の運命はどうなるのか?河原が彩子に手錠をかけていた意味は?陸と師匠の行方と陸の運命は?
まだまだ沢山の見所がある天国と地獄。
第9話も頭をフル回転させながら、楽しんでいきましょう!