日米貿易交渉が行われ、安倍晋三総理大臣は「お互いにウィンウィン」だと話しました。
ですが、ネットでは
「ウィンウィンじゃなくてワンワンの関係」「トランプの犬」
など批判が相次いでいます。
日米貿易交渉の内容や批判についてまとめてみました。
日本の未来がかかっている日米貿易交渉です、ぜひ一度目を通してください。
安倍晋三はトランプの「ワンワン」
こちらが、日米貿易交渉についての反応です。
ポチ!ワンワン!
の関係安倍首相「両国にとってウィンウィン」日米貿易交渉合意:朝日新聞デジタル https://t.co/YSgJdiBdeS
— 河瀬与志雄 (@r1f0sef8UDyO2XB) 2019年9月26日
ウィンウィンじゃなくて、ワンワンだろ、安倍さんよ。
— 画家 Yuichiro Nakagawa @Pixiv Fan box パトロン募集中 (@firandoart) 2019年9月25日
何がwin,winだよ。安倍は駄目だな。トランプにいいように利用されてる。使えねー首相だな!30年後の関税の約束とか信用できるか!アメリカの大統領代われば白紙だろ。馬鹿としか言いようがない。飼い犬だな。ワンワン…。
— まさむね (@qffMKQWVeWG5Ju5) 2019年9月25日
なんでも持ってくる犬みたいな安倍。ワンワン
日米貿易交渉、25日署名へ 安価な米国産農産物輸入で農家には打撃も https://t.co/aY2dcMI8fa @Sankei_newsより
— 三姉妹の真ん中 (@monsterver2017) 2019年9月24日
ネットでは、「日本側だけが損してるのにどこがウィンウィン?」という声が大半をしめていますが、
安倍総理大臣は堂々と「ウィンウィン」と宣言しているのです。おかしいですよね。
なぜワンワン?日本の要求はどうなった?
今回の貿易交渉の結果を簡単にまとめてみましょう。
- 米側が乗用車や自動車部品に課す関税の削減は先送り。⇒日本の要求は受け入れられず
- 日本側が牛肉や米国農産物に課す関税は引き下げる⇒アメリカの要求をそのまま受け入れた
……これのどこが「ウィンウィン」なのでしょうか?
つまりは、
「日本の要求は受け入れないけど、アメリカの農産物はちゃんと日本で売れるようにしてね」
というトランプの要求に、安倍総理は
「うん、わかった。日本にメリットないけどいいよ」
と言ったということではないですか?
「ウィンウィン」の意味を知っているのか不安になる。
安倍首相「両国にとってウィンウィン」日米貿易交渉合意:朝日新聞デジタル https://t.co/AxPuFAWueC
— MORInoIbuki 共謀罪は廃止! (@bpp2006) 2019年9月26日
ちなみに、アメリカのトランプ大統領はこの日米貿易交渉合意について、
『米国の農家にとって巨大な勝利であり、それが私にとって重要なことだ』
と述べています。
(トランプさんは来年大統領選を控えているので、アメリカ国民への大きなアピールになったでしょうね)
『アメリカの農家の大勝利』
=『日本の農家の大敗北』
ですよね?
安倍総理が大好きなトヨタ自動車、自動車関連の関税削減(つまりはアメリカで売られる日本の車の値段が安くなって、アメリカ人が日本の車を買いやすくなる)の要求が受け入れられていたら、まだ納得できました。それは「お互いにウィンウィン」かもしれません。
しかし、それは受け入れられず何も進歩なしです。
そうですみなさん、安倍総理は、日本の農家を潰そうとしているのです。
日本の農家が苦しくなることがわかっていながら「ウィンウィンだ」と堂々と宣言しているのです。
この異常な日米貿易交渉を「へぇ、ウィンウィンだったんだ。よかったね」なんて思わないでください。
安倍総理や自民党のメディア操作にまんまとハマらないでください。
現実をちゃんとみて欲しいです。
日米貿易交渉の具体的な内容
もっと具体的に内容が知りたい人はこちらをご覧ください。
”対米輸出額の約35%を占める自動車関連の関税について、TPP合意では、乗用車の関税率(2・5%)は15年目から削減を始め、自動車部品(主に2・5%)は8割以上の品目で即時に撤廃することになっていた。しかし今回の合意では、関税率をまとめた米側の表に「さらなる交渉による関税撤廃」を記すにとどめ、現段階では事実上、関税削減を断念した。
一方、米国が特に重視する牛肉や豚肉への日本側の関税については、TPP水準まで引き下げる。牛肉では、現状の38・5%から段階的に削減し、最終的に9%とする。さらに、緊急輸入制限措置(セーフガード)による高関税がかからない事実上の低関税枠を約24万トンにする。”
※引用:朝日新聞ニュース
テレビのニュースでは、安倍総理ひいては日本側の大惨敗であることをあまり報道していませんね。
日本の「報道の自由度」が韓国より下がってしまったのも頷けます。自民党や安倍総理に”忖度”する報道ばかりです。
民主党(現:立憲民主党)時代が、報道の自由度的には1番よかったみたいですね。それくらい日本のメディアは自民党に浸食されまくっているのでしょう。
また、自民党の石原議員はこんな呑気なツイートをしていました。
自動車関税の撤廃に向け交渉を続けていかなければならないことはもちろんだが、日米双方に利益をもたらす協定を結ぶことができたことを歓迎したい。世界経済の先行きが不透明になる中、日米の信頼関係を深めることの重要性は増すばかりだ。#貿易 https://t.co/KtYTCE1BjQ
— 石原伸晃 (@IshiharaNobu) 2019年9月26日
「もちろんだが」とは言っていますが、そこが大事なのではないですか?
「日本双方に利益をもたらす」というのであれば、日本の農家がこれ以上辛い思いをしないための政策を打ち出してほしいものです。
安倍総理はトランプの犬?日米貿易交渉まとめ
2019年9月に決着した日米貿易交渉。
今回は、その交渉内容や評価について詳しくまとめてみました。
何をもって「ウィンウィン」なのかを安倍総理は国民に説明する必要があると思いますし、日本のメディアも安倍総理の言葉をそのまま報道するだけではなく「どこがウィンウィンなのか、その評価は正しいのか」を報道してほしいなと思います。
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