日本一うまいトコロテン
新潟県上越市大島区にあるところてん屋さん。
国道253号線から県道13号線に入って1kmほど進むと、目立つ看板があるので指示通り左折するとお店が見えてきます。
なんと創業は明治18年!冷蔵庫の無い時代に、冷たくて美味しい清水があるこの地で開業したのですね。
うまさの秘訣は、湧き水『岩清水』です。清水をコップで飲む場所もあります。
2019年は4月27日から営業開始、10月末までの夏季限定営業です。この日はGWというのもあり、品川や横浜など県外ナンバーの車もあり賑わってました。
こちらが『日本一うまいトコロテン』です!ひと皿300円。メニューも「日本一うまい」とちゃんと書いてありましたよ♫
醤油、酢、青じそが置いてあり、自分の好きな味付けでいただきます。青じそは、ところてん独特の海藻感を薄めてくれさっぱりと味わえるのでオススメです!
一本箸で食べるのがココ流なんです。最初は、「えっ!ちゃんと食べられるの?」と少し不安になりましたが、説明どおりに食べると意外と上手くすくえます。
最初に崩しちゃうと食べにくくなるので、ぐるぐる混ぜたりせずそっと口に運びましょう。
ところてんはとにかく健康にイイ!と説明書きがあるので、食べる前にテンションもあがりました♫
店内は、開放感で溢れています。池側の席からは、錦鯉や小さな滝をみることができ、清涼感がより一層増します。
メニューはところてんだけでなく、ソフトクリーム、かき氷、コーヒー、ビールもあります。ちょうどちびっこがかき氷を食べてました♫
私は、ゴマ味のソフトクリームを注文。ゴマの風味が強くてなめらかで美味しいソフトクリームでした。
これからアツい夏がやってきます。涼しみに立ち寄ってみてはいかがですか。
【日本一うまい トコロテン】 場所:新潟県上越市大島区下達460-2 期間:4月下旬~10月中旬(2019年は4月27日~10月14日まで) 営業:9:00~18:00 、期間中無休 電話:025-594-3701
ほたる橋
日本一うまいトコロテン屋さんがある県道13号線を国道403号線方面に進むと、『ほたる橋』に出会います。
ここは、ほたるが有名な場所でもあり、このほたる橋の周辺道路は「ほたるロード」「ほたるライン」と呼ばれています。
訪れたのは5月だったのでホタルはいない時期でしたが、川の水流の音を聴くだけでもとっても癒やされました。
風に吹かれながらひとやすみ、なんて素敵ですね♫ 水の音以外何も聞こえませんよ~
ここでは、毎年『仁上ホタル祭り』が開催されています。毎年6月第2週目から7月上旬まで開催され、今年で22回目となります。
ほたるにアツい気持ちをもっているこの地区に住むおじさんが、一生懸命ほたるを守り、育てています。ホタル祭りでは保護観察員さんの解説を聞くこともできますよ。
興味のある方は、以下の情報をチェックしてみてくださいね。
【仁上ホタル祭り】
場所:上越市大島区 ほたる公園周辺~ほたる見台
期間:6月上旬~7月上旬(2019年は6月8日~7月6日まで)
見頃:午後8時~9時頃
電話:仁上ほたるの会 樋口光良さん(090-2522-3728)
名家『飯田邸』で深山そば
新潟県上越市大島区菖蒲にある『飯田邸』は、1853年に建てられた国の登録有形文化財です。
2017年、飯田邸を地域おこしの拠点にしようとカフェをオープンしましたが、現在は閉業しています。
しかし、2019年GWの5月3~5日の3日間限定でレストランとしての営業を行いました。
県道13号線を403号線方面に進んでいると、こんな看板が出てきます。わかりやすいです。
昔ながらの古民家。天井の太い梁が印象的で、土間にはいろりがあり奥には座敷が広がります。
あちこちに大きな戸があり、それらはほとんど開放されています。涼しい風がそよそよとふいて、お昼寝したくなるほどです。
では、いよいよメインテーマのお蕎麦です!
菖蒲深山そばの『天ざる』です。菖蒲高原産そば粉100%で小麦粉は一切使用していない手打ち十割そば。
硬めで歯ごたえがあり、風味が強いお蕎麦です。そして、その風味は独特。今まで食べたことがない味でした。
すーっと海藻のような味がした気がしたのですが、つなぎは卵と自然芋、山ごぼうの葉だとのこと。
そばは受注生産で、年越しそばとして注文する人が多いみたいですね♫
天ぷらもとっても美味しかったです。ウド、よもぎ、こごみ、たけのこ、さつまいも、えびの6種類。時間が経ってもサクサクでした。
こちらは醤油ラーメン。こちらも手打ち麺。味はさっぱりとしていて普通の醤油ラーメンでした。
こちらは、する天です。新潟県のソウルフードであるスルメの天ぷらですね。
柔らかくて甘くてサクサクで、もっと食べたくなる美味しさでした!!!
最後に、いわなの塩焼きです。串に刺さったままかぶりついて食べます。塩味が効いていて身もふっくらしてました♫
このいわな、実は・・・
外で元気に泳いでいるいわなを捕まえて・・・
店内のいろりで焼いたものなんです!
生きたまま串に刺して焼くそうです。少し残酷ですが、そりゃ~新鮮なわけですね!1匹800円とお高めですがぜひご賞味ください。
こちらの飯田邸、レストラン営業は5月5日で終わってしまいますが、5月19日(日)に一斉公開されますので、興味がある方は見学してみてはいかがでしょうか。
【飯田邸 一斉公開】 場所:上越市大島区菖蒲318-1 期間:2019年5月19日(5月5日はレストラン営業11:00~16:00あり) 公開:午前10時~午後4時 電話:025-594-7888
田麦ぶなの森園
最後に美しいぶな林を紹介します。道路沿いからブナ林に入ることができるため、気軽に森林浴を楽しむことができます。
国道253号線を十日町方面に進む途中に、柏崎方面に抜けられる県道13号線が左手側に出てきます。(トコロテンや飯田邸に行く13号線とは違うので要注意)そこを左に曲がってしばらく進むと、ぶなが立ち並ぶエリアに入ります。
※とてもわかりにくいです。ホームページに載っているgoogleマップどおりにいくと変なところに着きます。
5月は新緑の季節なので、黄緑色がとても綺麗でした。「緑色のトンネル」とも言われるそうです。
けっこう山を登っていくので、見晴らしもよくて気持ちが良かったです。
今回は時間がなかったので、車で周辺をぐるっと1周しただけでしたが、約90ヘクタールの園内では、パノラマ展望台、遊歩道、トイレなどが整備されており、トレッキング、自然観察、田舎体験などもできるそうです。
徒歩になると時間もかかるので、観光の時間を多めにとって訪れてみてはいかがですか♫
【田麦ぶな森園】 場所:上越市大島区田麦(市道竹平田麦板山線沿い) HP:https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/oshima-ku/oshima-bunanomori.html
まとめ
今回は、新潟県上越市大島区の観光スポットを紹介しました。
飯田邸は残念ながらカフェの営業をやめてしまってしますが、とても素敵な建物で美味しいお料理を味わうことができましたので、またいつか営業を再開してほしいな~と思いました。
他にも、大島区には板山不動尊などもありますし、隣の十日町市には有名な『星峠の棚田』もあります。今回ご紹介した菖蒲地域から星峠の棚田にぬけることもできますので、新潟県を訪れた際は大島区にも立ち寄ってみてくださいね。