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天国と地獄〜サイコな2人〜第5話考察! | 今までの考察をまとめて整理!

 

____少しずつ見えてくる事件の核と人間性。

物語前半戦が終了。

 

 

みなさんこんにちは!日曜劇場、天国と地獄〜サイコな2人〜もついに第5話まで終了しましたね。

物語の前半が終了し、主人公2人以外の人間性もだいぶ分かってきました。

しかしながら未だにたくさんの謎が残り、全く折り返し地点には思えないほどの内容満載の天国と地獄。

そんな今回は、第5話の感想を書くとともに第1話から第5話までの考察を再度まとめていきたいと思います。

第6話を見るに当たっての頭の整理に、ぜひこの記事をご活用ください!

天国と地獄〜サイコな2人〜 第5話での動き

 

①陸が入れ替わりの事実を知る

→彩子⦅日高⦆がコインロッカーで何かをしている姿を目撃した陸は、師匠に粘土で象って作った合鍵を使ってロッカーの中身を確認します。そして日高の存在を知り、直接会い探りを入れていきます。中身が彩子である日高は陸と再度会いたいと話を持ちかけ、その場で入れ替わっていたことを告白したため、陸が彩子と日高の入れ替わりを知ることとなりました。

→まさか、陸がこんなにもすんなりと受け入れるとは思っていなかったので驚きましたが、彩子⦅日高⦆とともに暮らす中で感じていた些細な違和感が、入れ替わったという事実によって辻褄があったため、すんなりと受け入れられたのだと思います。

→また、ここでは彩子⦅日高⦆が大切に保管していたラブレターのような手紙の存在が明らかになります。この手紙は、確実に入れ替わりの真相に近づく上での重要なものですね。この差し出し主はおそらく女性なのではないでしょうか…ここはまだ定かではないですね。

②九十九(日高の同級生)が違法賭博罪の容疑で逮捕される

→日高の同級生として登場していた九十九。この人物は一連の殺人事件に何か関わりがある人物なのではないか?と踏んでいたのですが、日高の金魚のフンのような存在だったようです。

何をしても微妙に日高よりも劣ってしまう九十九は、日高に殺人の容疑がかけられたということを絶好のチャンスだと捉え、コ・アース社を追い込む計画を立てます。しかしここでは彩子⦅日高⦆、日高⦅彩子⦆の最強タッグ(?)によってことごとく計画は水の泡。違法賭博をしていたことも彩子⦅日高⦆によって明らかになり、その容疑で逮捕されることとなりました。

→九十九が日高と入れ替わっているのかも?という予想をしていた方も少なくはないのでしょうか。実は私も1つの仮説としてそう叶えていたのですが、”入れ替わっている”ということはなさそうだな。と第5話を通して感じました。しかし、第6話のあらすじでは「日高が殺人を起こす日には共通点がある」ということを知っているということから、入れ替わりの真相に近づくに当たってのヒントを持っている人物であることは明らかですね。

③トダ・カズキの存在

→殺人事件の目撃情報について、嘘の情報を言っていたのでは?と考えた河原は、「トダカズキ」という人物の存在に目をつけます。その人物から話を聞くべく調査をするのですが、訪れたスポーツクラブにトダカズキの姿はなく、既に退会していました。理由は「顧客情報の売買がばれたから」ということでした。この事実で更に怪しいと踏んだ河原はトダカズキを探し、物語の最後でその人物を見つけることとなりました。

→トダカズキ、女性でしたね…!!!①でも書きましたが、彩子⦅日高⦆が大切に保管していた手紙。あの差し出し主がおそらく女性なのではないかという点から、このトダカズキも”何か”を知っている、または何かに関わっているのではないでしょうか。

④彩子⦅日高⦆がいつも気にかけている家の住人は誰?

→いつも同じ家の前で何かを思うように家を見つめ続ける彩子⦅日高⦆。この家の住人は誰なのでしょうか。


第5話での大きな動きとしては上の4点が挙げられました。細かく見てみると更に多くの伏線があるように感じられるのですが、どれが伏線でどれがミスリードなのかわからなくなってきますね。本当に面白い!

特に”?”と思ったのは、陸が家に戻ってきたときのシーンです。満面の笑みを浮かべ陸の帰りを喜んだ彩子⦅日高⦆に対して何かを感じたかのような表情を見せた陸。この表情にはどんな意味が込められているのでしょうか。気になりますね。

そして今回は第1話から第5話までの考察を整理してみたいと思います。

第1話〜第5話までの考察を整理!

①共通する丸

入れ替わった他のが「満月の夜」。

Φという文字(読み方はファイ、まる、直径)。

凶器として使われた丸い石は奄美大島の海岸の石であり、その意思を持っていると呪われると言われている。

また、余談になりますがφ・太陽・月に関係する計算式があります。太陽と月の大きさと距離について、

 

太陽と地球が月に関して直角となることを 前提にすると、太陽と地球のなす角を観測することによって、 太陽と月の距離の比φは三角関数で求めることができる。

ということから、太陽と月が彩子と日高であるなら、地球は?と考えますよね。

ここでいう地球は=陸なのではないでしょうか。地球=地上=陸という発想です。こうするとこの三角関係に何か意味があるように感じられます。

②カーキの革手袋

→これについては、河原が彩子と日高の関係性について動き出すきっかけにアイテムではありましたね。日高が犯人である決定的証拠という側面がありましたが、日高は一連の殺人事件の犯人ではないかもしれないということから、このカーキの手袋は今後はあまり出ないのではないかと考えます。

③奄美大島での逸話

→これについては、6話以降でもっと深く掘り下げられていくのではないでしょうか。入れ替わりの謎や真相に必ず大きな関わりを果たしているであろう奄美大島という存在と「あけび」での日高の行動の足取りはまだまだ解決されていません。

④闇の清掃員、そして数字

→これは確実に殺人事件の真相に迫る上で外せないところですね。今まで殺害されていた人に共通している「漢数字」。そして殺人が起こる前に赤いスプレーで描かれる「数字」絶対に何かあります。だけどその何かが分かりそうでわからないのでもどかしいです。一方で毎話と言って良いほど出てくる「闇の清掃員」のイラスト。一連の殺人現場では必ず殺人後に「綺麗に現場が清掃されていた」という特徴がありました。”清掃員”というワードから陸の師匠である湯浅、この人物に何かあるのでは?という声も上がっています。

⑤妹・優菜の存在

→妹の優菜と日高が入れ替わっているのでは?という意見も聞きます。脚の悪いおじいさんとの話もどこかに怪しさを感じますし、日高のサイコパスを裏付ける話であったかのように見せる一方で、妹・優菜にも怪しさを残しました。

 

登場人物全員に”何か”あるのではと思わせる脚本、物語の展開、本当に毎話一瞬も見逃せないですね。

 

第6話の見所は?

 

気になる第6話では、ラブレターのような手紙の差出人が今回の事件の手がかりになると読んだ日高⦅彩子⦆は、秘書の樹里や妹の優菜に日高の過去に何か心当たりがないか探りを入れ始めます。

その頃河原は、連続殺人事件の発端となった3年前の事件で証言をした目撃者を問い詰めた結果、一人の怪しい人物に行きつくこととなります。その一方、八巻は賭博罪で逮捕した九十九から司法取引を持ち掛けられてい増田。

九十九によると、日高が人を殺す日には共通点があると。次のターゲットは誰なのか?手掛かりになりそうなことを思いついた日高⦅彩子⦆は、陸に協力を依頼するが…。

本当に1話1話が内容たっぷりで1時間があっという間な日曜21時。物語は後半戦に突入します。少しずつ伏線が回収され、事件の真相、入れ替わりの謎に近づいていく2人をみるのが楽しみです。そして、天国と地獄は、事件を追うという側面を持つ一方で「究極の愛」というテーマもあります。彩子の愛とは?日高の愛とは?究極の愛の形がどのように物語に影響してくるのか、とても楽しみです。

それでは今回はここまで!ご覧いただきありがとうございました。

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