こんにちは、Rainyです。
今回は、スイス旅行でのハプニングについてまとめてみました。
スイスに向かおうとした朝。羽田空港に到着し出発ゲートに行くと、そこには「遅延」の二文字。海外旅行は7回目にして初めての経験。焦って焦ってたどりついたのは、チケットの買い直し。その実体験を詳細にお伝えしますので、いざというときのためにぜひお読みください。
もともとの旅程スケジュール、予約方法
スイスへの行き旅程は、
2018.9.19(水)
|
8:30 |
羽田空港発 中国国際航空CA184便 |
|
11:20 |
北京首都国際空港着 |
|
13:30 |
北京首都国際空港発 中国国際航空CA781便 |
|
18:20 |
チューリッヒ国際空港着 |
としていました。8月5日にネット(Skyticket経由)で往復セットで予約、支払い済みでした。
日本からチューリッヒは、直行便がありますが乗継便と比べて、場合によっては倍くらいの値段がします。ですので、私達は乗継便を選びました。
乗り継ぎの場合、運行している航空会社ともにさまざまで、自分の好きな時間帯や航空会社で選ぶことが可能です。乗り継ぎ場所は、イタリア、フランス、オーストリ、トルコ、北京・・・・乗り継ぎ先で滞在することも考えられますよね。スイスはヨーロッパ圏へのアクセスも非常に良いので、このようなラインナップになるのでしょう。
でも私は、このとき、非常にお金がありませんでした。金欠です。毎年毎年、海外旅行に行っていましたが、この年は2018.2に新車を購入したことで、ボーナスを使い果たしていたのです。
なので、節約、節約の旅行をするしかなく、本当はイタリアやオーストリアでトランジットを楽しみたい気持ちがありましたが、それを抑えて、ダントツ最安値だった「中国国際航空」のチケットを予約してしまったのです。最安値のお値段は、スイスの観光シーズンであるにもかかわらず、大人二人で、燃油代などなど入れて、145,800円でした。(中国国際航空の機内は居心地が悪かったのでこのような言い方になってしまってすみません。機内については後述します。)
安い飛行機の組み合わせにすると、どうしてもスイスの滞在日数が減ってしまったので、北京での滞在は諦めてできるだけトランジット時間が短く(でも少しの遅延くらいであれば大丈夫、バタバタしない)しようと2時間のトランジットの航空券を予約しました。(これが後に仇となる・・・・)
遅延がわかるまで
羽田空港に着いて、電子掲示板をみて青ざめました。自分たちが乗る便にだけ「Delryed」の文字があるではありませんか。心の中で「嘘だと言って神様!!!」と何度も叫びながら、チェックイン・カウンターに向かいます。
カウンター、行列。これは本当に遅延があったんだと確信しました。とにかく行列に並びます。
驚いたのは、中国国際航空のスタッフが「遅延の〇〇便はこちら」「遅延しています」などの案内を何もしていないことです。普通なのかもしれませんが、違和感を感じました。自分たちから尋ねるスタイルでした。
スタッフをやっとつかまえて遅延の状況について聞くと、なんと、4時間の遅延。
ん?4時間?・・・・・・乗り継ぎに間に合わない。
さらに青ざめて倒れそうになりました。心臓はバクバクいって、「スイスにたどり着けない、行けない」という言葉が頭を巡りました。
遅延発覚後にやったこと
まずカウンター付近でウロウロしているスタッフに、北京からスイスまでの乗継便に乗りたいこと等、状況を伝えましたが「CA184便の北京出発時間は変わらない。その次のチューリッヒ行きの飛行機に空きがあった場合だけその飛行機で行ける。」と。次の飛行機に空きがあるか調べてほしいと伝えましたが、もちろんだめで「それは北京に到着してからカウンターで申し出てください」とのこと。
こんなんじゃ、北京についてから空きがなければ、北京で待たされるだけ。しかも、北京⇒チューリッヒ間は、私が事前に調べていたとき、週3日の決まった曜日(日・水・金)しか出ていなかった気がする。と思い出し、水曜日の今日を逃したら金曜日じゃないか・・・それで行けたとしてもスイス滞在は約2日間のみになってしまう。(※中国国際航空でなければ毎日運行してる飛行機もありますし、現在は中国国際航空も毎日出ているようです。)
絶望しました。
でも、とにかく「北京⇒チューリッヒに予定通り乗りたい!」
電光掲示板を見ると、ANAやJALその他の航空会社から北京行きが出てる!乗り継ぎに間に合う時間にいくつか出てる!よし、まず聞いてみよう!
とそれぞれのカウンターに行き、事情を話し、「〇〇便をいま購入したい」と伝える。しかし、そのお値段、なんと大人ふたりで25~45万。えっ・・・当日購入ってこんなに高いの!?東京から北京、たったその間の片道航空券が、スイス往復の値段をゆうに超えてくる・・・
泣く泣く諦めました。そんなお金はない。
同行者が、「スイス行きを諦めて、その分のお金を東京や日本で使おうか」と。たしかにスイスは物価も高いしお金はかかる。同じお金を東京で使えば、きっとA5ステーキや高級ディナーをたらふく食べられるだろう・・・
でも私はどうしても諦めたくなかった。年に一度の楽しみにしている海外旅行、このためにお金をためて、このために働いている。まだ粘りたかった。本来、直行便で行けばかかったお金くらい、いやそれ以上でもプラスで出したって、スイスに行ければいいじゃないか!!!!と
最後に考えたのが、チケットの買い直し。
すぐネットで探しました。すると、あるじゃありませんか!一ヶ月前チケットを予約していたときにも安く出していた航空会社のチケットが!
2018.9.19(水) |
21:25 |
成田国際空港発 ターキッシュエアライン Boeing777-310 |
|
3:35 |
アタチュルク国際空港着 |
2018.9.20(木) |
7:15 |
アタチュルク国際空港発 ターキッシュエアライン Airbus321 |
|
9:15 |
チューリッヒ国際空港着 |
大人二人で片道20万!うーん20万・・・・さっきの北京行き当日券とあまり変わらない・・・・元々の購入金額とあわせて、航空券で35万使うことになるのか・・・アホみたいだな・・・でも直行便だと24万とか高いと40万だったし、直行便だと思えば・・・・と。同行者も迷っていましたが、最後は私の気持ちひとつで、
買う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ことになりました。
ネットで即予約。クレジットカード決済でその場で購入完了。ネットで航空券を買ったほうが断然安い、しかも早いし簡単!時代だな~と思いました。やっと心が落ち着くまで、約1時間半。もう一生経験したくない出来事でした。
学んだこと
★できる限り直行便を予約する!やっぱり乗り継げないリスクは減る。
★乗り継ぎ時間は4時間以上とる!(今回は4時間でもだめだったかもしれませんが、やっぱり少し余裕がないと・・・)
★中国国際航空では遅延などの対応が遅い。スタッフ自身もよくわかっていない感じあり、説明が下手で不足している。
★当日便はアホみたいに高い!ネットで予約購入したほうが安い!
です。
今思えば、このときキャンセルしてそのお金をためておいてゆっくりいきなおすのもありだったかなと思いますが、予約していたホテルもキャンセル不可でしたし、チケットを買い直した20万は無駄じゃなかったと思っています。そのときの私は、きっと諦められなかったし、もし諦めていたら今でも後悔していたかもしれません。
お金は大事だけど、それよりも大事なもの、自分を心動かすものがある と再確認した1日でした。