今回のタイムスケジュール
9:05 サンフランシスコ空港到着
9:50 鉄道BART駅到着
10:30 パウエル・ストリート駅到着
11:30 ケーブルカー乗車
11:45 ケーブルカー下車
12:00 ボウディン・サワードゥ・ベーカリー・カフェ
13:30 ギラデリ
14:00 パウエル・ストリート駅お散歩
15:30 サンフランシスコ空港に戻る
18:00 サンフランシスコ空港出発、ラスベガスへ
サンフランシスコ空港から街までの移動手段
サンフランシスコ空港からダウンタウンまでは、鉄道のBARTで約30分、約15~20分間隔で運行しています。私達もそれに乗ってパウエル・ストリート駅まで行きました。片道8ドルちょっとです。切符は駅の自動券売機で簡単に購入ができ、現金以外にクレジットカードも利用できます。
綺麗ですし乗り心地も良い鉄道です。車内も混雑していないです。帰りもこの鉄道で空港に戻りました。一番わかりやすく移動しやすい方法だと思います。
ケーブルカーで街を散策
パウエル・ストリート駅についたら、駅を出てすぐのところにケーブルカー乗り場があります。
人がたくさんいましたし、50分くらいは並びました。もう少し駅周辺をふらふらしてから乗ろうと思っていたのですが、そんなことしてたら時間がなくなるかも!という思いに駆られ、チケットを購入してすぐに並びました(笑)
ケーブルカーは約150年以上も前から、サンフランシスコの公共交通機関として親しまれ、今でも観光客や地元民の大切な交通手段となっています。歴史あるケーブルカーですが、今も人力で方向転換するという驚きに手法で運行しています。電車の下に丸い木の板が見えますが、お兄さんたちがぐーーっと車体を押し回します。ケーブルカーの運転も手動です。なので、急ブレーキっぽい乗り心地も楽しめますよ。
ケーブルカーに乗っていると、サンフランシスコの坂の多さのその角度に驚きます。アップダウンが激しいです。その分、見晴らしが良いところにいくと、景色がとても美しいです。
ケーブルカーでフィッシャーマンズ・ワーフのあたりまで行けるので、どうせ行くならケーブルカーで行ってくださいね♫
「ボウディン・サワードゥ・ベーカリー・カフェ」でクラムチャウダー★
ケーブルカーには3つの路線があるのですが、私達は一番メジャーなパウエル・ハイド・ストリートパラインに乗りました。終点まで行くと、フィッシャーマンズ・ワーフの西側に出ます。終点に行く前に、パラパラと人が降りていくので、私達も「そのほうが良いのかな?」という気持ちになり、その2つくらい手前で降りました。早めに降りたことで、サンフランシスコの町並みを歩けましたし、お土産屋さんがちらほらあったりと、嬉しいことがいくつかありました。
まずお目当ての「Boudin Sourdough Bakery & Café」を探します。一番海沿いの道を、海を正面に見て右手側に少し進むとあります。大きい建物です。
そして、これがサンフランシスコ名物のクラムチャウダーです!
サワードゥブレッドという酸味がきいたパンをくり抜いたところに、クラムチャウダーをたっぷり入っています。このサワードゥというパン自体がサンフランシスコで昔から食べられているパンで、特にこのお店のサワードゥはとても人気があり、ここの他に数店舗あります。
ここのお店は、パンを作っている工場内が見える造りになっているので、どこをみてもパンが目に入ります。パンの他にも、Boudin Sourdough Bakery & Caféのオリジナルの食器やグッツがありますので、お土産を買っていっても良いですね。
お味の方ですが、私にはパンが酸っぱすぎました(笑)日本ではあまり出会ったことのない独特の酸味なので、パンをすべて食べきることができませんでした。でもクラムチャウダーは濃厚でシーフードの味がしっかりついていてとても美味しかったです。
フィッシャーマンズ・ワーフ
大きなカニの看板が印象的なSan Franciscoきっての観光スポット「フィッシャーマンズ・ワーフ」です。
広々とした広場のまわりにたくさんのショップやレストランがあり、多くの人で賑わっています。シーフードを売っているお店が多く目につきます。
ここから見えるのがアルカトラズ島です。ピア39のあたりから船が出ているとかなんとか。
もう少し風が強くなければ、ピア39までいってショッピングを楽しもうかと思っていたのですが、身体が冷えてしまったので断念。フィッシャーマンズ・ワーフ付近の道沿いにあるお土産屋さんに入って用を足しました。
ギラデリ・スクエア
フィッシャーマンズ・ワーフの道を挟んだところにあります。目の前にはビーチと芝生が広がっていて、雰囲気がとても良いところです。ギラデリ・スクエアにはたくさんのショップが入っていますが、私達はギラデリのお店だけ行きました。
寒くて身体が冷えていたので、ホットチョコレートを注文。
本当はチョコを買おうと思っていたのですが、入店するとひとり一枚ずつチョコがもらえたので、それで良しとしました(笑)ギラデリはとても有名なチョコレート店なので、アメリカならどこでも手に入りますしね♫
店内にはイートインスペースはなく、外のビーチに出てあったかいホットチョコレートを飲みました。すると、なんと、ビーチで人が泳いでるではありませんか!もう驚きです!(笑)観光客か地元民かわかりませんでしたが、日本人では考えられない水温だったと思います。アメリカン魂?を感じた瞬間でした。
・・・・・そんなこんなしていたら、あっという間に良い時間。ケーブルカーに乗ってパウエル・ストリート駅に戻り、周辺をふらふらして、サンフランシスコ空港に戻りました。9時間もあるとちゃんと楽しめることがわかりました。トランジットがある人は少し長めに時間をとって航空券を予約すると良いかもしれませんね。
さいごに・・・トランジットへの心構え
東京からラスベガスまでの直行便は運行されていません。そのため、どこかで乗り継いでラスベガス・マッカラン国際空港までいく必要があります。
トランジットをただのトランジットとするのか、少し長く滞在してトランジット先で観光するのかは、スケジュール時間が取れるか等も関係していますが、何より「乗り継ぎの際に一旦空港から出たりまた入ったりするのが面倒くさそう・・・・」という不安要素があるのではないでしょうか。
私も、トランジット先で観光するのは今回のサンフランシスコが初めてだったので、その点は不安でした。しかも、いろいろな人の旅体験記を読むと、「簡単だった、楽だった」という人がいる反面、「荷物がうまく引き渡せなかった、時間がかかって疲れた」などの苦労エピソードも多く見られ、さらに不安になりました。
しかし、物は試し、自分で体験しないとわからない!と、サンフランシスコでのトランジット観光に挑戦してみました。事前に、サンフランシスコでトランジットした人の体験記をいくつも読んで、頭の中でシュミレーションして臨みました!
結果としては、「なーんだ、思ったよりスムーズ♫」でした。
流れとしては、サンフランシスコに到着したら、入国審査、税関と通過します。そのあとに「国内線乗り継ぎ」の案内があるのでそれに沿って進み、乗り継ぎ専用出口から出ます。これで終了です。このあとは空港を出ても、出なくてもみんな一緒です。
サンフランシスコに限ることかもしれませんが、トランジットを怖がっている方は、一度挑戦してみてください。