2019年7月4日、オリンピック大会組織委員会がチケットの再販売、再抽選を発表しました。
5月の抽選で、落選者がとても多く救済を願う声が多数上がっていたことを踏まえての救済措置のようです。
また、2019年秋に予定されていた『先着順販売』についても見直す予定だそうです。
この先着順販売の現状と、今回発表された第1次抽選の追加抽選販売について、
いつ行われるのか、対象者はだれか、対象種目は何かなど詳しくまとめてみました。
オリンピックチケットの再販売、追加抽選とは?
申込期間
2019年8月8日(木)未明~8月19日(月)23:59まで
抽選結果発表
2019年9月11日(水)
対象者
「第1次抽選販売で1枚も当選されなかった方のみ」
とですので、以下の人は除外されます。
- 5月に行った抽選(第1回抽選)で1枚でも当選した方(支払いの有無は関係なく、当選した方は全員だと思われます)
- 5月の抽選に申し込まなかった方
申し込みできる種目
- 会場の収容人数が多く、販売するチケット枚数が多い団体球技などの一部競技
- 1次リーグや予選が中心
との見通しでしたが、詳細が発表されましたね。
水泳、陸上、サッカー、バスケ、野球などを含む25種目。
準決勝や3位決定戦など、メダル獲得がかかるセッションも含まれているのが嬉しいですね。
水泳やバスケは女子がほとんどなので、男子が観たい!という方はちょっと残念かもしれませんね。
ちなみに、人気が高そうなのは、野球の男子3位決定戦かな~と思いました。
申込方法・注意点
申込み方法は、5月抽選時と同じ方法となります。
注意してほしいのは、申し込めるセッションはたった1つ(第2希望サービスを利用すれば2つ)ということです。第2希望サービスやカスケードサービスに申し込んだとしても、当選するのは1セッションのみです。
「セッション」というのは、「サッカー/7月25日/女子一次ラウンド」などを指します。チケット価格一覧の表でいうと、ひとつの欄が1セッションとなっていますよね。
第2希望サービスとは?
第1希望として申し込んだセッションが落選した場合、第2希望のセッションが当たるかもということです。チャンスを2回あげますということですので、申し込んだほうが絶対お得です。
カスケードサービスとは?
こちらは前回の抽選のときと同じなのでわかる方も多いと思いますが、席種がなんでも良いという人におすすめです。
例えば、「サッカー/7月25日/女子一次ラウンド」のB席を申し込んだけど、C席でも良いから当たって欲しいという人はカスケードサービスに申し込みます。B席よりも金額の高いA席になることはありません。
2019年秋に予定されていた先着順販売は?
上の「申込方法」の見出しでも触れましたが、先着順販売は行わない可能性が出てきています。これも正式に発表があったわけではありませんが、何らかの変更があることはほぼ確実のようです。
以下、産経新聞より。
5月抽選のおさらい~まず最初に~
抽選というのは、申込期間内に申し込めばよし、期間内であればいつ申し込んでもOKです!結果に変わりはありません。
以下のチケット購入に関する詳細を読んでからゆっくり申し込みましょう♫
2019年5月9日の、抽選開始直後は公式サイトにアクセスが集中して繋がりにくくなっていました!
チケットの種類
観戦のみのチケット
- 抽選申し込みによるチケット
- 先着順のチケット
- 大会直前のチケット
抽選チケット |
ネットのみ |
2019/5/9から5/28まで |
先着順チケット |
ネットのみ |
2019年秋 |
大会直前チケット |
ネット+販売所(東京のみ) |
2020年春 |
ツアーやパッケージチケット
上記に記載したチケットの他に、
- 東京2020オリンピック公式観戦ツアー
- 東京2020オリンピック公式ホスピタリティーパッケージ
というチケットも一般発売されます。
東京2020オリンピック公式観戦ツアー |
ネット ツアー会社窓口 |
2019年5月下旬以降 |
東京2020オリンピック公式ホスピタリティパッケージ |
未公開 (ネットのみ?) |
2019年6月以降 |
①については、東京2020オフィシャル旅行サ-ビスパートナーが発売するツアーです。インターネットや店舗で申し込み可能ですが、抽選か先着順かなどは会社によって違いますし、販売は2019年5月下旬以降です。
②については2019年6月以降の販売で、観戦チケットに加えて、会場内のラウンジでの飲食サービスが利用できる特典のついたチケットプランです。
チケット販売スケジュール
ここからは、観戦のみチケットについてみていきます。
観戦のみチケットの販売スケジュール図が公式サイトで示されています。
今回、この販売スケジュールに変更が加わることになりました。
先着順販売の前に急遽、再抽選販売をすることになったのですね。
先着順も見直される可能性が高いのでその変更も含めて、新しいスケジュールが提示されるのではないかと思います。
観戦のみチケットの種類
先ほど『チケットの種類』で紹介した観戦のみのチケットは3種類。
- 一般
- 車イス
- 東京オリンピックみんなで応援
です。
①は誰でも申し込めるチケットですね。
②は、車イスの方1名につき同伴者1名で申し込むチケットで、観覧場所は車イスエリアとなります。
③は、注目ポイントです。条件をクリアできれば、チケットを低価格でゲットできるチケットです。
今回の再販売では、①②③全てのチケットが販売されるかまだわかりません。①だけの可能性も高いかなーと思います。
念のため、全ての券種で販売があったときのために解説しておきます。
12歳未満の子ども、60歳以上のシニアの方、障がいをお持ちの方を1名以上含む家族やグループが申し込めるチケットです。
対象 |
開閉会式、全競技(予選セッション中心) |
対象者 |
12歳未満の子ども、60歳以上のシニアの方、障がいをお持ちの方を1名以上含む家族やグループ |
価格 |
1枚あたり 2,020円(税込) |
座席 |
対象セッションの最下位座席エリアが中心 |
参考 |
条件をクリアしている方、席にはこだわりがない方は、安く手に入れられるのでオススメです!
また、チケットにはそれぞれ上限があるので、以下の図で確認してください。
人気がない種目はこれだ!
今回の再販売では、どの種目が対象になるかまだ発表されていません。
ので、なんとも言えませんが、5月抽選の教訓としては『狙い目種目も申し込んでおく』ことをおすすめします!かなり厳しい抽選になることは間違いないので、人気がない種目も申し込んでおきましょう!
参考までに、人気種目と狙い目の種目を掲載しておきます。

チケット抽選の注意点
抽選申し込みの全体像はみえてきたかと思いますが、ここで大事な注意点を確認しましょう。
※再販売のルールはまだ発表されていません。以下は5月抽選でのルールになります。
- 当選したらすべて購入・支払いが絶対条件
- チケットの購入上限は30枚
- カスケードサービスはオンにする
です。
①については、当選したものはすべて購入する必要があります。『陸上と開会式、両方当選したけどお金がないから陸上だけにする』は通用しない、不可能です。全部支払うか、全部キャンセルするかの2択です。ちゃんとお金の計算をして申し込まないとですね。
②については、すべて合わせて30枚です。
③については、チケットを購入するページに『オン/オフ』を選択するボタンがありますので、それをクリックします。(A席が外れた場合B席の抽選に自動的に申し込まれるサービスです。A席じゃなきゃ嫌という人はオフのままで申し込みましょう)
支払い方法の注意点
これがなかなか厳しいです。まずはこの準備からしたほうが良い人もいるでしょう。
- クレジットカード(Visaのみ)
- 現金支払い(コンビニのみ)
の2択なんです。
①クレジットカードの場合は、カード上限金額を必ず確認してくださいね。10万という人も多いでしょうから(学生など)。
②現金の場合、コンビニ支払いのみなので上限は30万です。開会式のチケット1枚分で終わりですね。こちらも不便。
まとめ
東京2020オリンピックは、現代の日本国民最大の楽しみですよね。あちこちでオリンピックの話が聞こえてきます。それだけ注目されているオリンピック、いろいろ吟味して観戦チケットを最低でも1枚はゲットしたいところですね♫
5月抽選では、私も13万円分申し込んだのですがすべて落選。とてもショックでした。
今回の再販売では1枚でもいいので当選して欲しい!と思っています!
情報解禁を待ちましょう!!!!