2019年5月16日、人気女優広瀬すずさんがデザインしたワンピースが人気ブランドのデザインと酷似していると報道されました。
しかしワンピースを調べてみると、それはただの疑惑だと言えることがわかりました。
報道内容と画像比較
パクリ元とされる『EZUMi』のワンピースがこちら。
スリットが高い位置から入っているのが特徴的なワンピース。
広瀬すずさんデザインのワンピースと比べると確かに似ている気がします。
でも、「こんな感じのワンピース、どこにでもあるよね？」と思った人も多いと思います。
報道内容は、
“被害者”とされるのは、『EZUMi』というブランド。この春夏商品として出したワンピースのデザインにそっくりとの声があがっている。
両者を見比べてみれば、腰の上あたりからプリーツ（折りひだ）が広がる特徴的なデザインはまったく同じだし、スリットが入っている高さもほぼ一緒、丈が膝下までなのも同じだ。“広瀬作”が半袖で、『EZUMi』がノースリーブという点に違いはあるものの、昨年の『EZUMi』の作には、おなじサイドプリーツで半袖のワンピースがある。もちろん“広瀬作”は5389円で、『EZUMi』は5万円超という大きな違いはあるのだが……。
「一般論として言えば、コラボ商品というのは、芸能人の名前が使われているだけ。実際のデザインについてはブランド所属のデザイナーが行うケースがほとんどです」なんて“シャドーデザイナー”事情もあるようだが、さて、当事者たちはどう答えるか。
『EZUMi』の江角氏を直撃すると、当惑しながら「そちらに言われて初めて知りました。正直、ビックリしています……」とショックを隠せず。一方の広瀬サイドは、“EZUMiというブランド自体知りませんでした”と否定しつつ、「デザインが類似しているということは私たちも認識できます……」 としぶしぶ認めるのだ。“模倣”がまかり通るファッションの世界で、人気女優に降ってわいた騒動。5月16日発売の週刊新潮では、両者を見比べたプロの意見と併せ、詳しく報じる。
この報道内容をみて、「大した事実や検証もなしに、また注目を集めたいだけなんじゃ･･･」と思ってしまいましたが、実際に調べてみたら、ほんとにただ騒ぎ立てたいだけなんだなとわかりました。
ので、パクリじゃない！といえる証拠画像を探してみました。
2019年トレンドワンピース画像
似ているワンピースを４つ発見しました。いずれも現在販売中です。
etrebloom ：サイドプリーツ切り替えワンピース
DHOLIC：サイドプリーツ半袖ワンピース
SHOPLIST(Silky)：ポンチサイドプリーツフレンチスリーブワンピース
SHOPLIST(Futier land)：ワンピース レイヤードスタイル プリーツ サイド切替 ロングワンピース
これだけいろいろなショップで販売されているとなると、2019年の新作トレンドワンピースと言えると思います。
デザインが似てきても仕方ないかなと。
しかも、広瀬すずさんがコラボしているEarthというブランドは、流行りのものをプチプラで提供しているお店なので、トレンドワンピースを商品化するのはいつものことだと思いますし。
パクリってこれくらいのレベル
パクリだと正式に認められていないものでも、これはきっと真似したよねと誰もが思うケースもあります。
最近印象的だったのは、MaxMaraが民族衣装のデザインをパクったという騒動。
くるくる、波、ギザギザ。似ているデザインが多く配置も似ている。これは、真似したつもりがなくてもそう言われても仕方がないかなと思います。
あと、日本で言えば、GRLという格安ファッションサイトのパクリ騒動ですね。
デザインをまねして格安で売るという手法を使っていました。これはアウトかなーと思います。
これで、広瀬すずさんのデザインがパクリだと言えないことがさらに証明されたのではないかなと思います。
まとめ
フェミニン雰囲気のスリットワンピが流行っているのにも関わらず、ちょっとスリットの位置が高めで似ているというだけで「パクリ」と言われてしまうのは、なんか違うな～という気がします。朝ドラ「なつぞら」でも人気を集めている広瀬すずさんの今後の女優活動に影響が出ないことを祈ります。
