2020年12月31日をもって活動を一旦休止する嵐。
今や国民的アイドルグループとしてその名を日本中、世界中に轟かせています。
デビュー20周年を迎えた2019年にはサブスプリクションを解禁し、この1年はより多くの人が嵐というグループを身近に感じたのではないでしょうか。
しかし!カップリング曲に関してはサブスク未解禁…!
ファン歴15年の筆者は、カップリング曲にこそ嵐の深みや魅力を感じてもらえる曲が沢山あると確信しています。
そんな今回は、未だ知られていない嵐の『名カップリング 曲』を全113曲の中から5曲を厳選して紹介していきます。
今こそ聴いて欲しい! ”嵐” カップリングおすすめ5選
Hey Hey Lovin’ You (瞳の中のGalaxy / Hero カップリング)
嵐はキラキラした青春を彷彿とさせるメロディーに乗せて、心にスッと入る深い歌詞を歌い上げる天才だと思うのですが、その天才ぶりが存分に発揮されているなあ、と思う1曲。
”好きだった去年の服を着る気しないのは 少しずつ自分のことが見え始めたから”
大人になっていく過程をこんなにも綺麗な言葉と明るい曲調で歌うから、聴き流しそうになってしまうけど、歌詞をよく見てみると切なくて淡い気持ちになります。
2004年に発売されたシングルのカップリング。この頃はメンバー全員が20代前半。
少しずつ大人になっていくけど、まだまだ自分という人間が分からない時期でもあります。
そんな、少し不安定で儚い雰囲気が歌声に現れていて、だけど聴いていてそっと”ガンバレ”と言われているような。
”あ〜青春だなあ”と胸がいっぱいになります。
いつまでも (Love so sweet カップリング)
”離れていくなんて 思わなかった ふたりの全て いつまでも”
ニノ→相葉ちゃん→松潤でつなぐこのフレーズリレー、その後の翔くんのラップとリーダーの透明感爆発の高音。
…この流れは本当に神がかっていて何回聴いても巻き戻して聴きなおしてしまいます!
とてつもなく切ない歌詞なのにとてつもなく明るいメロディーだから前向きな歌に聴こえてくるのが、嵐の良曲によくある現象。
恋愛ソングの代名詞でもあるシングルのカップリングにこんなにも切ない別れの曲を入れる辺り、振り幅に驚かされます…。
花火 (Your Eyes カップリング)
この曲を最初聴いた時、映画「イニシエーションラブ」がパッと浮かんで世界観がぴったりだなあと唸りました。
きっと、天真爛漫な女性に恋をして良い意味で振り回されているのだろうなあと想像してしまいます。”してしまいます”というよりは、聴いているだけで歌詞の世界観に入り込めます。
タイトルのごとく、花火のようにパッと現れた恋心をドラマチックに歌い上げている1曲。歌謡曲調なのもストーリー性を生み出す要因なのではないかと思います。
ちなみに、私はこの曲が頭から離れません。気づいたらサビを口ずさんでいる自分がいます。
ただいま (I seek / Daylight カップリング)
この曲…1番は歌だけで聴かせてくるんです。
だからこそ歌詞がストレートに入ってきます。一言で表すならば「嵐とファンの曲」。
”「ただいま」 この時を待っていたよ”
こんなに真っ直ぐに伝えてくれる歌があるんだ、と胸がいっぱいになった1曲です。大サビに入る瞬間の曲の演出の壮大さ、5人の歌声。
聴いた途端に心の底の何かが震える感覚があって、これはこの曲を聴くたびに今でも感じてしまいます。ライブでの演出もすごいんです。(2016年に行われたJaponism arenaツアーでの演出は鳥肌ものです。)
Fake it (君のうた カップリング)
感情と理性の狭間。こんなに色っぽい曲があるのかと衝撃を受けたのを覚えています。息遣いや歌詞の言葉、艶感がすごい..。
若かりし嵐の歌う恋の歌は素直で真っ直ぐ、”キラキラした青春”。歯痒さを感じたり胸がキュッとなるような印象が強かったけれど、大人になった嵐の歌う恋の歌は、怪しくて大人っぽい、”危ない恋”。墜ちるところまで堕ちようかと言わんばかりです。
曲の世界観はもちろん、この曲もハモリの耳心地がとにかく良い!5人が20年かけて作り上げた歌唱力の賜物がこの曲。
カッコ良すぎて痺れるとはこの事だと確信した1曲です。
私たちの青春は”嵐”と共にあった
カップリング全113曲の中から5曲を厳選して紹介させていただきました。
正直、まだまだ語りたい素晴らしいカップリング曲が沢山あります…。
先日(11月3日)開催された”アラフェス2020 at 国立競技場”でも、カップリングのランキングが発表されているので、この記事を読んで少しでも”他にはどんなカップリングがあるんだろう?”と思った方は是非そのランキングもチェックしてみてください。
ちなみに嵐とファンで作る最高のエンターテイメントに筆者も終始笑顔が止まりませんでした。改めて、本当に最高の空間だった…
国民的アイドルでありながらも親近感を感じる、そんな嵐の”本業”である”アイドル:嵐”は私たちに沢山のパワーを与えてくれたと、強く強く感じています。歌の力って、エンタメの力ってこんなにも凄まじいものなのか、と。
2020年も残り2週間弱。嵐の活動休止までも残り2週間弱。与えられた時間を大切に大切に、嵐と共に駆け抜けていこうと思います。
…寂しい!!!